top of page

生活注意点

注意点

ドイツの生活が始り、充実したドイツライフを送るためいくつかの点を気をつけて生活しましょう。

下記の点は、入居中、あるいは、退去時に大きな問題となるポイントです。

1.カルキ処理

デュッセルドルフの水は、日本の軟水とは真逆で硬質で非常に多くのカルキふくみます。

水滴が乾くとそこには、もうカルキの粉がのこるくらいです。

カルキ除去をせずにシャワー、キッチン水回りを使い、生活をしてしまうと除去できないほどにカルキが浸食します。

お風呂場、タイルなど交換する羽目になるとかなりの金額を請求されます。

カルキで発生する損害は、カビ同様で、保険が適用されない場合がほとんどとなります。

2.カビ

ドイツの住居は、気密性がとても高いです。その分防寒性も高いわけですが、湿気も室内から逃げていきません。

冬場など、意図的に寒気のために窓を開けて、湿気を室外に逃さないとカビを発生させやすくなります。

気温差のあるところから、結露を起こしカビの発生源となります。

カーテンと窓の間の天井、窓の冷気が流れ込むタンスの裏。暖房を止めている部屋。などです。

換気は特に、朝寝起きの寝室、洗濯物を室内で干すとき、料理をした時。かならず換気をしましょう

3.排水詰まり

ドイツの排水管はよく詰まります。

定期的な配管清掃は行われません。建物メインの配管が詰まる際には、管理会社が配管クリーニングをしてもらえますが、住居各々の配管(バスルーム、キッチン)は自分で除去、あるいは、業者手配をしなければいけません。

自分でやる場合は、ホームセンターで、つまり除去用のワイヤーを購入して実施できます。ただし簡単ではありません。業者を手配する際には、およそ、120-200euro程度の作業料金がかかります。

なにより排水をつまらせないことが大事です。排水詰まりの多くは、油によりゴミが蓄積してしまうということです。料理をした際に、油物は流さないようにしましょう。料理した後のフライパン、食事の後のお皿、水で流す前にキッチンペーパーできれいにしてから水洗いしましょう。

また1日一度程度、湯沸かし器などで沸かしたお湯を流して、油除去をしましょう。

4.バルコニーの手入れ

バルコニーは、基本的にタイルなので、手入れすることは少ないですが、下記の点をきをつけましょう。

1.タイルの間の雑草抜き

タイルの間から、雑草が生えてきます。放っておくと雑草の根がバルコニーの基礎部分に浸食して、建物にダメージを与えてしまします。定期的に雑草の除去をしましょう。

2.排水溝

バルコニーには、基本的に排水溝が備わっています。落ち葉の時期、落葉が排水溝を塞ぐことが多々あります。

落葉が蓋となり排水しない状況となると、雨水がバルコニーにたまり、建物を浸食します。

水漏れの原因となるので、気をつけましょう。

3.床が木材の場合

床が木材の場合、定期的にニス塗りをする必要があります。

また鍵が生えた際には、除去しましょう。木材の場合、メンテナンスを怠ると腐りやすいです。

床材交換になるとそれなりの金額となります。

5.フローリング床

大きなペナルティを請求される項目としてフローリング床のダメージです。

家具の引きずりで発生するケース、重いものを落としてしまうケース。

損傷を出してしまいますと、その部分だけの補修をするということができません。

そのルーム、部屋全体の床の刷り込み作業をする必要が出てきます。

100平米ほどの部屋の刷り込み作業は、2000-3000euroほどかかります。

気をつける点は、家具の引きずりで発生を防ぐため、家具の足にはフェルトシールを貼りましょう。

また引越し業者が損傷を発生させるケースもあります。

引越し業者に作業に入る前に一緒に現状を確認して、擦り傷がない状況で作業を開始することを確認しましょう。

また、物を落として発生する損傷の場合、保険が適用されます。

住居の契約がすみましたら、そういった損傷が適応する保険に加入をしましょう。

6.壁への穴あけ

家具なし物件の場合、ほとんどは、退去時の補修義務があります。

そのため、基本的にモルタル部分の壁、天井への釘、ドリルの穴は許可されます。

むしろドイツでは、日本と違いまして、照明の取り付けにドリルで穴をあけないと設置ができない仕様になっています。

気をつける点は、モルタル部分以下の箇所への穴は禁止されているということです。

例えば、タイル、窓枠、扉枠、木の部分、プラスティック、鉄部分の箇所は、NGです。

間違ってあなを開けてしまった場合、退室時には、その補修が別途に請求されます。

また、壁に穴を開ける場合は、電源ラインが通っていないところに穴をあけましょう。

だいだい、同じ高さにコンセント、照明用の電線が出ている場合には注意が必要です。

電源ラインを断線してしまった場合は、やはり補修費用が発生します。

bottom of page