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デュッセルドルフのゴミ分別・廃棄方法

ドイツでは、家庭から出るゴミを種類ごとに分別して廃棄します。ゴミ箱の種類や設置状況は建物によって異なりますが、デュッセルドルフでは主に「残余ゴミ」「資源ゴミ」「古紙」「生ゴミ」の4種類に分けられます。

分別が正しく行われていない場合、回収業者がゴミ箱を回収しないことがあります。また、誤った分別によって追加費用が発生した場合、建物の共益費として入居者に影響する可能性もあります。入居後は、建物内のゴミ置き場とハウスルールを必ず確認してください。

なお、デュッセルドルフでは2025年1月から、従来の「黄色いゴミ箱(Gelbe Tonne)」が「資源ゴミ箱(Wertstofftonne)」に変更されています。従来の包装材に加え、プラスチックや金属でできた一部の生活用品も捨てられるようになりました。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

1.残余ゴミ

Restmülltonne

一般的には、黒色または灰色のゴミ箱です。リサイクルや資源回収に適さない家庭ゴミを捨てます。

捨てられるものの例

・紙おむつ、生理用品
・使用済みティッシュ、ウェットティッシュ
・掃除機の紙パック
・たばこの吸い殻
・冷めた灰
・汚れのひどい紙や包装材
・陶器、磁器、割れた皿やコップ
・鏡や窓ガラスなど、容器包装ではないガラス
・猫砂
・ペン、カセットテープなど
・少量の壁紙や家庭内の細かな廃棄物

割れたガラスや陶器は、回収作業員や他の居住者がけがをしないよう、新聞紙などで安全に包んでから捨ててください。

捨ててはいけないもの

・電化製品、電子機器
・乾電池、充電池
・塗料、溶剤、薬品などの有害物
・スプレー缶やガスボンベのうち、中身が残っているもの
・大量の建築廃材
・自動車部品、タイヤ
・飲料瓶や食品瓶などの容器包装ガラス

「迷ったものはすべて残余ゴミ」という考え方は適切ではありません。特に電池、電子機器、薬品、塗料などは、残余ゴミに入れず、販売店、リサイクルセンターまたは有害物回収サービスを利用してください。電化製品は通常の家庭ゴミとは分けて処分する必要があります。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

2.資源ゴミ

Wertstofftonne

一般的には黄色いフタまたは黄色い本体のゴミ箱です。以前は「Gelbe Tonne」と呼ばれていましたが、現在のデュッセルドルフでは「Wertstofftonne」と呼ばれています。

2025年以降は、プラスチック、金属、複合素材でできた商品包装に加え、同じ素材でできた一部の生活用品も捨てられます。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

捨てられるものの例

包装材

・ヨーグルトや乳製品の容器
・肉、魚、野菜、果物のプラスチックトレー
・シャンプー、洗剤、清掃用品などの空容器
・プラスチック袋、フィルム、ラップ類
・缶詰、飲料缶
・アルミニウム製の容器やフタ
・牛乳、ジュースなどの飲料用紙パック
・発泡スチロール製の包装材

包装材以外の資源物

・プラスチック製のボウルや保存容器
・壊れたプラスチック製のおもちゃ
・プラスチック製の植木鉢やじょうろ
・金属製の調理器具
・フライパンや鍋
・金属またはプラスチック製の小型生活用品

容器は完全に洗浄する必要はありませんが、中身を空にしてください。食品や液体が大量に残った状態では捨てられません。異なる素材を簡単に分けられる場合は、フタと容器などを分けて入れると、リサイクルしやすくなります。

捨ててはいけないもの

・紙、新聞、段ボール
・ガラス瓶、ガラス容器
・電化製品、電動のおもちゃ
・電池、充電池
・衣類、靴
・木製品
・陶器、磁器
・食品そのもの
・紙おむつ、生理用品
・中身の残ったスプレー缶や薬品容器
・ゴム製品、ホースなど
・CD、DVD

資源ゴミ箱に不適切なゴミが大量に混入している場合、回収されないことがあります。その場合は、建物の居住者または管理会社が再分別しなければなりません。

なお、包装材に「Der Grüne Punkt」のマークが付いていなくても、素材と用途が対象であれば資源ゴミとして処分できます。現在は、このマークの有無だけで判断する必要はありません。

3.古紙

Papiertonne/Altpapier

一般的には青色のゴミ箱です。紙、厚紙、段ボールなど、再生可能な紙製品を捨てます。

捨てられるものの例

・新聞、雑誌
・コピー用紙、封筒
・カタログ、パンフレット
・ノート、冊子
・紙袋
・菓子箱、食品の紙箱
・段ボール
・包装用の紙
・本

段ボールは箱のまま入れず、折りたたむか小さくしてから捨ててください。個人情報が記載された書類は、シュレッダー処理などを行ってから捨てることを推奨します。

捨ててはいけないもの

・使用済みティッシュ
・キッチンペーパー
・紙おむつ、生理用品
・油や食品で汚れた紙
・コーティング加工された紙
・レシートなどの感熱紙
・壁紙
・牛乳やジュースの紙パック
・紙製のテイクアウト容器のうち、食品で著しく汚れたもの

牛乳やジュースの紙パックは、紙のように見えますが、プラスチックやアルミニウムを含む複合素材のため、青いゴミ箱ではなく資源ゴミ箱に捨てます。

デュッセルドルフの青いゴミ箱は、2025年4月以降、原則として週1回回収され、道路脇まで自分で出す方式では無料で利用できます。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

建物に古紙用のゴミ箱がない場合は、市内に設置された古紙回収コンテナまたはリサイクルセンターを利用できます。

引っ越し後などに大量の段ボールが発生した場合、共同住宅のゴミ箱を一度に占有しないよう注意してください。他の居住者が利用できなくなる場合があります。量が多いときは、複数回に分けるか、リサイクルセンターへ持ち込むことを推奨します。

4.生ゴミ

Biotonne

一般的には茶色のゴミ箱です。生ゴミや植物など、堆肥化できる有機性廃棄物を捨てます。

建物によっては設置されていない場合もあります。生ゴミ用のゴミ箱がある場合は、建物のルールに従って利用してください。

捨てられるものの例

・野菜、果物のくず
・調理済み食品の残り
・卵の殻
・コーヒーかす、コーヒーフィルター
・ティーバッグ
・花、少量の土
・落ち葉
・芝生や生け垣の刈りくず
・キッチンペーパー
・髪の毛

捨ててはいけないもの

・プラスチック袋
・「生分解性」または「コンポスト可能」と表示されたプラスチック袋
・液体
・灰
・たばこの吸い殻
・掃除機の紙パック
・紙おむつ
・石、砂
・鉱物系の猫砂

デュッセルドルフ市は、コンポスト可能と表示されたバイオプラスチック袋についても、生ゴミ用のゴミ箱には入れないよう案内しています。生ゴミを包む場合は、新聞紙または生ゴミ用の紙袋を使用します。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

生ゴミ用のゴミ箱が設置されていない住宅では、管理会社やオーナーから別の指示がない限り、通常は残余ゴミとして処分します。入居者が独自にゴミ箱を注文するのではなく、まず管理会社またはオーナーへ確認してください。

5.ガラス瓶・ガラス容器

Altglascontainer

飲料瓶、ジャム瓶、食品瓶などの容器包装ガラスは、通常、住宅のゴミ置き場ではなく、市内各所に設置されたガラス回収コンテナへ持参します。

ガラスは次の色に分けます。

・透明ガラス:Weißglas
・茶色ガラス:Braunglas
・緑色ガラス:Grünglas

青、赤、黒など、分類しにくい色のガラスは緑色ガラスのコンテナに入れます。

捨てられるもの

・ワインや飲料の瓶
・ジャム、ソース、食品の瓶
・ガラス製の化粧品容器
・デポジットの付いていないガラス容器

捨ててはいけないもの

・陶器、磁器
・飲用グラス
・耐熱ガラス
・鏡
・窓ガラス
・電球、蛍光灯
・クリスタルガラス
・自動車用ガラス

これらは容器包装ガラスとは材質や融点が異なるため、ガラス回収コンテナには入れられません。

ガラスコンテナの利用時間は、騒音防止のため設置場所に表示された時間を守ってください。特に夜間、日曜日、祝日の投入は避ける必要があります。

6.デポジット付きの瓶・缶

Pfand

ドイツでは、多くの飲料ボトルや缶にデポジットが設定されています。デポジット付きの容器はゴミとして捨てず、スーパーなどに設置された返却機へ返します。

対象となる主な容器

・ペットボトル
・飲料缶
・一部のガラス瓶
・ビール瓶
・繰り返し使用される飲料ケース

容器に「Pfand」「Mehrweg」「Einwegpfand」などの表示がある場合は、購入店以外のスーパーでも返却できることがあります。容器を返却すると、レシート形式の引換券が発行され、レジで現金の受け取りまたは買い物代金への充当ができます。

7.電池・電化製品・有害物

乾電池、充電池、電化製品は、残余ゴミや資源ゴミに捨ててはいけません。

乾電池・充電池

スーパー、ドラッグストア、家電量販店などに設置された回収箱へ入れます。リチウムイオン電池は火災の原因になるため、特に注意が必要です。

小型電化製品

携帯電話、ドライヤー、電気ケトル、コーヒーメーカーなどは、リサイクルセンター、家電販売店または指定回収場所へ持参します。

大型電化製品

冷蔵庫、洗濯機、食器洗い機、テレビなどは、粗大ゴミ回収の申込み時に品目を登録し、その他の粗大ゴミとは分けて置きます。(Serviceportal Düsseldorf)

塗料・溶剤・薬品類

中身の残った塗料、溶剤、殺虫剤、薬品などは、Schadstoffmobilと呼ばれる有害物回収車または対応するリサイクルセンターへ持参します。

8.粗大ゴミ

Sperrmüll

家具や大型家財など、通常のゴミ箱に入らない家庭用品は、粗大ゴミとして処分します。

デュッセルドルフでは、一般家庭から出る2立方メートルまでの粗大ゴミは、事前予約を行うことで無料回収の対象となります。2立方メートルを超える場合は追加料金がかかります。(Serviceportal Düsseldorf)

主な対象品

・ソファ
・ベッド、マットレス
・テーブル、椅子
・棚、タンス
・カーペット
・大型の家庭用品
・大型電化製品

対象にならないもの

・建築廃材
・リフォーム工事で発生した廃棄物
・便器、洗面台などの衛生設備
・大量の土、石、コンクリート
・自動車部品、タイヤ
・事業活動から発生したゴミ

申込み方法

粗大ゴミは、事前にAWISTA Kommunalへ申し込み、回収日を予約します。申し込み時には、廃棄する品目と数量を正確に申告してください。

オンライン申込みのほか、電話でも予約できます。デュッセルドルフ市のサービス案内では、粗大ゴミ担当窓口として電話番号0211 73 75 70 70が案内されています。(Serviceportal Düsseldorf)

ゴミを出す時間

予約済みの粗大ゴミは、回収日前日の午後8時以降、回収日当日の午前6時までに、地上階の回収しやすい場所へ出します。

歩行者、自転車、車椅子、自動車などの通行を妨げないように置いてください。回収日前の早い時間から路上に出すことは、不法投棄と判断される可能性があります。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

電化製品、木製家具、その他の粗大ゴミは、それぞれ分けて置く必要があります。予約していない品物や、申込み内容と異なるゴミは回収されないことがあります。

また、路上に出した物品を第三者が持ち去る場合があります。個人情報が残った書類、パソコン、記憶媒体などは、データを完全に消去してから処分してください。

9.リサイクルセンター

Recyclinghof

デュッセルドルフ市内には、家庭から出るさまざまな廃棄物を持ち込めるリサイクルセンターがあります。

主な所在地

・Flingern:Flinger Broich 15
・Garath:Frankfurter Straße 253
・Lohausen:Niederrheinstraße 229

電池、古紙、段ボール、ガラス、小型電化製品、金属、衣類、植物ゴミなど、多くの品目は家庭から出た一定量まで無料で受け付けています。一方、残余ゴミ、粗大ゴミ、建築廃材などは有料となる場合があります。受付品目や料金は施設によって異なるため、持ち込む前に最新情報を確認してください。(Landeshauptstadt Düsseldorf)

ゴミ出しで注意すること

・ゴミ箱の色だけでなく、表示されている名称を確認してください。
・ゴミ袋をゴミ箱の横や床に放置しないでください。
・ゴミ箱のフタが閉まらないほど詰め込まないでください。
・段ボールは必ず小さく折りたたんでください。
・瓶やゴミを窓、ベランダ、共用廊下に一時保管しないでください。
・回収日やゴミ箱を道路へ出す方法は、建物ごとに異なります。
・引っ越し時の大量ゴミは、通常の共同ゴミ箱だけで処理しないでください。
・不明な品目は、AWISTA Kommunalの「Abfall-ABC」で確認してください。
・回収日は住所ごとに異なるため、AWISTA Kommunalの電子ゴミ収集カレンダーで確認してください。(awista-kommunal.de)

正しく分別することは、環境保護だけでなく、共同住宅の衛生維持と廃棄費用の抑制にもつながります。判断に迷う場合は、安易に残余ゴミへ入れず、建物の管理会社、管理人またはAWISTA Kommunalへ確認してください。

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