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ドイツでの保険加入
ドイツでも保険は、強制保険、任意保険があります。
強制保険は、健康保険となり、公的(Gesetzlicher)、又は私的(Private)のいずれかとなります。
日本からの赴任者は私的健康保険となり、その他の現地社員ということであれば、公的保険に加入します。
上記の保険は、強制となるので、ともかく加入することになるので問題はありませんが、注意すべき点は任意保険となります。
任意保険にも色々ありますが、個人賠償責任保険、家財保険の二つに関しては、ドイツで生活をする上で、必ず入っていただきたい保険となります。任意のため、特別誰かに勧められない限り放ってしまうことが多くなります。私もドイツに来て、10年程は個人賠償責任保険に加入していませんでした。入っていたと思ったら、家財保険だけで、幸い何もなかったが、あらためて加入をしました。
不動産業をしていると色々なケースに遭遇します。一番多いのは、水害事故。洗濯機、食器洗い機のホース破損などがあります。
なかには、自分が関係なさそうな、排水管の蓋の緩みなど。床材など破損した場合、その額は大きく2000Euroを超えるケースがあります。
保険が適用されるケースは主に一過性に発生するものとなります。その為、時間をかけながら発生するカビや、カルキ破損は対象外となります。
もう一つは、家財保険。こちら基本的に自分で所有するものに対する保険となります。保険内容により、鍵紛失時など、セントラルキーシステムの場合、建物すべてのシステムを交換しなくてはいけないケースになると、その額は、5000Euroを超える場合あります。特に多いのが、鍵をどこぞに落として紛失というケースではなく、旅先やレストランで置き引きや引ったくりに遭うケースです。
お住まいになられる部屋がセントラルキーシステムの場合は、鍵紛失時のカバーがあるかを確認するのが良いでしょう。
よくある話で、上の階の住人が、水害を起こして、自分の住居内の家具が破損した場合、なんとなく、上の階の住人の保険で保証されるのではないかと思いがちですが、少々納得はいかないものの、自分の家財保険が適用されることになります。
個人賠償責任保険と、家財保険に関しては、必ず加入しておきましょう。