• 岡田

レモン酎ハイ


日本に一時帰国する際には、毎度、気を許す親友と会うのだが、会う場所というと上野駅のアメ横、ガードレール下の焼き鳥屋。

ここでレトロな気分を楽しみながら、焼き鳥つまみながらダベるのがなんとも心地よい。

今、アメ横は、外国人の数が結構すごい。ドイツでいうローテンブルグか。どちらも当時の風情があるという事だが、方向性は全然違うね。何にせよ、汚い路地で活気のある姿は、昭和の古きよき雰囲気があって、大好きだ。ホテルのラウンジだ、クラブだ、なんぞくだらねぇ。

男は、黙って、うだるような暑さのなかか、滴る汗を拭きながらレモン酎ハイを飲む。

酎ハイをすすって、男の中に眠っている獅子を目覚めさせるわけ。

ドイツにいるとビールも、ワインもおいしいけど、やっぱり焼酎がのみたい。レモン酎ハイが飲みたい。一時帰国したときに焼酎を持ってくるっていう手もあるけど、そんなんじゃ、毎日の消費量とじゃ間に合わない。

日本の食材ショップでも手に入るが、レモン酎ハイは、安くてうまい。の安いがなくなってしまうと魅力がなくなる。

料理の時もみりんの代わりにコカ・コーラで代用するような俺にとって、焼酎の代用を探すのはたやすいもの。ちなみに、コーラで作る肉じゃがはうまい。みりんを使わなくて済むってことで、ドイツで作る肉じゃがは、コスパがすごくいい。何でドイツは、ジャガイモが2KGもはいって1Euroなのって、不思議で仕方がない。こりゃ農家を馬鹿にしているだろって値段だ。そりゃ農家も怒るよね。

いつだったか、酪農農家がデモしたとき、タンクローリーから牛乳を大量噴射した記憶がある。はんぱじゃねぇ。まじでぶっとんでるぜ、酪農農家。

話がづれた。

ドイツでの焼酎の代用は、KORNだ。この酒は、ぶっちゃけていうと、労働者階級が飲むのみもの。飲み屋でもショット用では、ダントツに安い存在だ。

このKorn、かならずどのスーパーにもおいてある。通常タイプ25%とDoppelといって、2回蒸留して35%のもの、値段は、4Euroちょっとから6Euro程度なので、完全にありだ。毎晩一本空けてもぎりぎり女房に許される値段設定だ。

これに炭酸水入れて、レモン絞れば、そこには、昭和の世界が広がっている。

これでみんなも、みんな中にいる眠れる獅子を目覚めさせてやってほしい。

プゥォッスト!


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